2009年6月3日水曜日

第二回ニーティング議事録

野口くんが途中から気づいてメモとってくれたものを載せます。
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日時:5月31日(日)18:30~21:30
場所:国立オリンピック記念青少年総合センター・センター棟・107号室

参加者9名
男性6名 女性3名
新規参加者 3名
司会 遠藤

内容
・自己紹介
一時間くらい

・五月の活動報告
三名ともほとんどなし

・休憩

・話し合い
五月の反省点やシゴアト自体の問題点が中心
板書したもの
 目標 (大中小 数値 締め切り 計画書 個人目標
 マンパワー (割り当て可能時間
 人を集める
 HPの充実 (説明不足
 チラシを作ろう (デザイン
 ヒアリング
 可能性を広げる (コンおにだけでなく
 アイディア出し (ブレスト
 広報・人事
 サポート機関
 営業先探し
 個人目標作成
  時間、ビラ配りなら枚数など
  収入 願望 大雑把でok

・終了後、打ち上げ

2009年6月1日月曜日

みんな、すまん!(ニーテイングの違和感)

 どうも、なんというか僕が空回りしていないでもないなあ、という前回や今回のニーテイングの違和感ですが。

 さきほど反省会をラジオでしていたんですけど…なんていうんだろうな、僕にとっては、すでに2年ほど自営を経過していて、当たり前になりかけていたことですが(自覚的な有意や、今日の自営プログラマなども)、自営って、雇用とは違うんだよー、と。

 どうも、その前提をすっ飛ばしていきなり稼ぐ方法の話に入ってしまったので、なんか理解しにくい、ということが続いたのではないでしょうかと。

 そこらをまったく僕が気をつかわずに
「自営のことは、当然わかってるもの」
として話を進めているところに、違和感のようなものが出たのかもしれない。

 そう考えると、お互い置いてけぼりみたな、今日の最後のほうの空気がわかるのかも。

 自営は、雇用とは稼ぎ方が違う。

 少し、列挙してみよう。

 雇用:仕事を選べない、与えられた仕事をこなす義務と責任がある
 自営:自分で好きな仕事を作れる、与えられることはないのでマイペースで仕事をこなせる

 雇用:自給が決まっている、与えられた時間内でしか仕事ができない
 自営:自分でほしいギャラを設定し、それさえ達すれば誰からも文句を言われない。しかも時間の自由が利く

 雇用:連帯責任で動く
 自営:自己責任で動く


 コンピュータおにいちゃんが、どこか(会社の財布)からお金が降ってくるシステムではなく、自分で自分の稼ぎたいだけ稼ぐシステムなのは、こういうことなのです。
 メンバーはグループのほうに、動いただけの取り分(歩合の割合)なども書いてあるものがありますが、もう一度読んでみてくれるとうれしいです。
 そのうちHPのほうにも書きますが。


 今後、この違和感を踏まえて、ニーテイングは(次は実験的に)
 第一部・説明会(僕やスタッフが一方的に説明、質疑応答するだけ/第二部・ミーテイング (「やってみよう」という意思のある人が打ち合わせをしていく)
のような形式にしようかなと思いました。
 ニーテイング自体の前に、マック等でお茶(ほぐす意味で)をしようかなとも考えています。


 自営と雇用とは違う。
 だから、自分で営業しなくては金は一銭も入らないし、その分、誰に文句を言われることなく、仕事内容も自分の裁量で選べるのです。


 どう思いますか?
 もしよかったらコメントでもメールでもいいので意見もらえるとうれしいです。

第二回ニーティング

 お疲れ様でした。
 今回は、全員で9人でした。

 男6人、女3人。

 大学生から自営のプログラマまで20代中心でした。(ほとんど当事者経験あり)
 ※様子の写真撮るの忘れました、というか余裕ありませんでした。

 今回それぞれを僕が知りたかったというのもあって、前回より少ないながらも自己紹介(というか僕が質問とか)を1時間以上ほどとらせていただきました。

 今日出たことは、6月からのことですが、自営の方が一人いたこともあり、彼のアドバイス(つっこみ?)で現在抜けているところを見直すようなかんじになりました。

 決まったことは、各自それぞれが自分の事業計画書(自分願望書)を書く。

ことが一番のメインです。

 詳しくは先ほどグーグルグループに投稿しました。

 NPOの事業計画書だけではなく、おのおのが自営業者として、事業計画書(簡易)を書いてみること、それぞれの目標を立てていくことが、締め切りを決め、次のアクションに確実につながるということになりました。

 また、現在のコンテンツだと、レン空や、コンおになど、あらかじめある事業を手伝って、というような様相を呈している部分があるように見受けられる、ということで
それぞれのやりたい事業をヒアリングして公表していくことがミッション的に大事だろう、という意見も出ました。

 まったくそのとおりですが、ヒアリング→マッチング班ができない限り、そういうのはすべて代表の自分の仕事になってしまい、キャパオーバーなので、ぜひ人事担当というかヒアリングマッチング部が欲しいところです。

 ニーテイング参加のしやすさも工夫したいところですが、正直これもキャパオーバーです。
 今のところ、どうもマジメというか、内輪だったり堅苦しい話も多くなってくる場面もあるのですが、はじめてで様子見の人には、きびしい部分もあるだろうと。
 しかし、これも僕に代わって楽しいニーテイングをやりたい人は挙手をお願いします。


 こんなかんじでしょうか。

 終わったあとは、帰り道のハンバーガー屋?で少し食いながら話しました。

 お疲れ様でした。


 記録係からの文で追記があると思います。

2009年5月7日木曜日

第2回ニーティングは5/31(日)


■日時:5月31日(日)18:30~21:30

■場所:国立オリンピック記念青少年総合センター・センター棟107号室(予定)


 新宿
から小田急線で2つ目・参宮橋駅から徒歩7分

地図

■参加者募集^^
 ニート・ヒキ・フニーター・学生…誰でも可!

 シゴリエのミッションやプロジェクトを見て、ワクワクした人なら!
 申し込みはこちら  (名前(抵抗がある方はハンドルでも可)・都道府県・年齢:必須でおねがいします^^)

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 今回は…

 キックオフニーテイングの時は、団体の紹介、求める人材はどのようなものかの説明といったかんじでしたが、第二回の今回は、前回の説明を踏まえて「自分なら何ができそうか」「何をしてみたいか」をある程度具体的に、あらかじめ決めてきてください。

 今回は「話し合い中心」です。

 前回よりも、さらにぶっちゃけて、机は「ロ」の字型にし、質問、意見をどんどん出してプロジェクトの具体化、進行につなげていきたいと思っています。

 はじめての方も大歓迎ですが、あらかじめNPOやプロジェクトのホームページをすべて読んできてください。


<進行プログラム・予定>

■あいさつ

■自己紹介等
 前回来た人は、名前や、前回のニーテイングを踏まえてこれから自分がやりたいことを入れた自己紹介。
 はじめての人は、名前やNPOをどこで知ったか、何を期待して来たのか、どんな未来に向かいたいか、などの自己紹介。

■5月にそれぞれの起こしたアクションの発表(事業部ごと)

~休憩~

■6月、それ以降に向けての計画立て

■フリートークなど


 なお、代表は今月(5月)はコンおにの営業中心に活動していきます。
 営業部隊にも割り振りつつ。
 余裕があれば、講演などの営業も行っていきます。


 この記事のURLや、文章コピペなどを、自分のブログやmixiなどに書いてください。
 それだけで、広報活動になります。
 さらにできる人は、ニート・ヒキ系のサイト、SNSに告知を行ってください。(告知していただいた時は、匿名でも構わないので、この記事のコメント欄にアドレスを貼ってください)

2009年4月29日水曜日

キックオフ・ニーティング終了









全部で20人来ていただきました。

20代~30代前半中心に。
その前後でちらほらみたいなかんじ。
男15で女5か。

流れとしては、僕のあいさつとざっとしたNPO紹介、有意のあいさつとコンおに紹介、今さんの事業モデル説明、自己紹介。
で8時過ぎまでかかった^^;

その後、詳しい事業、プロジェクト説明と、「やりたい人!」って手をあげて表明してもらう。

コンおに営業(オフライン中心)4人、ボランテイア事業に反応あり、レンタルおまいら(当事者)要員に3人ほど、運動支援イベントに中心メンバー2人

コンおに営業と運動支援などには、グーグルグループで共有してもらいます。

もうそれで時間が終わるかんじ。


その後、参宮橋のカフェ(他4人ほどはモツ屋??)に10人ちょいでオフる。


参加したotawa君のブログにちょい様子が書いてあります。


他 有意ブログ

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具体的に手を挙げていただいた方、現在、遠藤も魚田も、プライベート等でいっぱいいっぱいの状態なので、数日したら連絡させていただきます。
グーグルグループは、入っていただけるとわかりやすいです。
営業の方法は、数日中に、HPのほうへアップいたします。(グーグルグループのほうには既書)

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また、挙手や発言はなくとも、アンケートにはやる気のある回答をいただいた方も、かなり多くいました。

ぜひ、ご自分から「これをやりたい!」と連絡していただきたいと思います。
「やりたい!」ことは、自分から表明していきましょう!
それが第一歩だと思っています。

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今回配った資料は、いずれHPのほうにアップする予定です。

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次回ですが、30(土)か、31(日)の、やはり6時半~、同オリンピックセンター(別部屋)にて行おうと思います。

今回は、NPOの紹介、プレゼンといったかんじでしたが
次回は、今回やHPなどで前もって知ってもらっていることを前提に 「自分が何をしたいか、できるか」をある程度持ってもらって、具体的な進行について話し合おうと思います。

次回は、みなでぶっちゃけて意見を出し合えるニーティングにしたいと思っています。

もちろん、新規参加者、大歓迎!!

詳細決まりましたら、またここで連絡します。

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お疲れ様でした!

2009年4月7日火曜日

キックオフ・ニーティングやります^^4/26(日)@参宮橋

NPOシゴトノアトリエは、第一回目の、キックオフ・二ーティングを行います^^

■日時:4月26日(日)18:30~21:30

■場所:国立オリンピック記念青少年総合センター・センター棟107号室


現在20人(20代~30代中心)4/24時点

新宿
から小田急線で2つ目・参宮橋駅から徒歩7分

地図

■参加者募集^^
ニート・ヒキ・フニーター・学生…誰でも可!

シゴリエのミッションやプロジェクトを見て、ワクワクした人なら!
申し込みはこちら  (名前(抵抗がある方はハンドルでも可)・都道府県・年齢:必須でおねがいします^^)

~具体的には~

「コンピュータおにいちゃん」事業
 □おじいちゃんやおばあちゃんにPCを教えて、お金をもらってみたい人
 □コンピュータおにいちゃんたちの営業・広報をやってみたい人(歩合。営業や広報が身につきますし、一緒にやります)
 □コンピュータおにいちゃんのチラシをデザインしてくれる人/チラシやHPにイラストを書いてくれる人 (無給ですが、あなたのサイトに(c)でリンクなどを貼ったり、チラシの裏にあなたのイラストサイトの宣伝などをできるようにwinwinを考えます)


「レンタル空手家」「レンタルトレーナー」事業
 □ひっきー他様々な事情で道場やジムに(行きたいけど)行けなかったり、運動したいけど一人では最初が困難な人に、きっかけとして自分のできる運動を一緒にやってあげるサービスを立ち上げてみたい人
 □レンタルトレーナーたちの営業・広報をしたい人
 □レンタルトレーナーのHPデザイン、チラシづくりやイラストを描いてくれる人


イベント事業
 □「ニートしか発言権のないトークライブ『真剣ニートしゃべり場!』(仮)『年末☆リアル天下一無職会』(仮)など、識者や偉い人がニートのことを話すのではなく、ニート自身による、ニートのためのイベントの立ち上げ・企画・広報・渉外・イベント資金調達・当日運営スタッフなど


・ニート当事者による講演事業

 今までの講演は、識者や偉い人が実際になってもいないのにニートのことを上から目線でしゃべるリアリティの無いものばかりでした。
 そうではなく、本人たちによる、または識者とのカップリング講演を行う事業です。

 □実際に、講演としてしゃべってみたい人(一回3万~10万くらいは本人に入るようにしたいです)
 □営業を行いたい人(団体などへの営業や、識者とのカップリングを行います。講演の2割は入るようにしたいです)
 

あと事業・イベント他にも色々アイデアあります!!><


・他、簿記会計、メルマガ作り、テーマソング、PV、キャラクター
 ていうか、自分の「こういうのやったらおもしろそう」ってもの
 
あと
 
 何でもいいから、とにかく手伝ってみたい人



…募集します!
ぜひ参加してみてください(説明を黙って聞きにくるだけでも、おk!)


■参加 申し込み・問い合わせは


こちら

(名前(抵抗がある方はハンドルでも可)・都道府県・年齢)を書いてください^^

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そんなわけで、やってみたいことは、とってもたくさんあるのですが
人手が足りません><><><


ふるって、興味本位でもキックオフニーティング、ぜひ来てみてください☆


「自分のことあまり好きじゃない人 ぼくのこの指とまれ
ムリヤリもう 変わらなくていい

誰かのために何かできる人 明日まで競争しようよ
君のほうがずっと早いよ」 

スガシカオ/コノユビトマレ


…ってかんじ^^;

2009年2月1日日曜日

ニートという経験は資産である

text by 今一生

 「ニート」、「ヒッキー」、「メンヘラー」、あるいは「ホームレス」や「いじめられっ子」もそうなんだけど、それらの経験は資産に変わる。

 端的に言えば、お金に変えられるのだ。
 しかし、お金に変える方法がわからない人は多い。

  なぜかといえば、社会の文脈にそれらの境遇を「悲しいこと」「問題」「同情に値する」などといったネガティヴな評価があり、そうした評価をする人たちが多 いことで、当事者のニートなどが「自分の今の境遇は人並みではなく、一人前として認められないのだ」と思わされているからだ。

 しかし、自分の幸せくらい、自分で決めればよい。
 ひきこもりたいなら、そうしていればいいと思うし、人は自ら不幸になる権利すらある。

 現在の自分にとって何が幸せか。
 それは、当事者である自分が決めればいいだけだ。
 ほかの人から幸せのカタチを与えられ、そこに自分を合わせる必要がどこにあろうか?

 もちろん、その人が「そろそろヒッキーやめよっかな」と思い始めた時に、どうしても一人では「あと一歩」の行動に勇気が出せなかったり、どうしていいかわからない時に、話を聞いてくれたり、いい知恵を与えてくれたり、伴走してくれる人がいたら、どうだろう?

 つまり、先回りして支援しますよ、というのではなく、「手伝って!」「助けて!」と言った時に、その声を聞いて「それならあなたの望むことに少しばかりこっちの時間をあげるよ」という人がいてもいいと思うのだ。

 しかし、「助けて」の声に全部無料で答えていたら、答える側の人間は働く時間を奪われ、助ける側が貧乏になり、食えなくなり、生活が成り立たなくなる。

 それでも、同じ境遇の人や、かつて同じ境遇だった人なら、話しやすいし、適切な伴走ができるのも事実だ。

 では、どうすればいいのか?

 たとえば、かつてニートだった(あるいは今でもニートだけど初対面の人と会うのに抵抗がない)という人が、「助けて!」と声を上げたニートの自宅周辺に出張し、話を聞いてあげることでお金を得られたら、ニートはニートという経験を金に換えることができる。

 もちろん、助けを求めるニートからもらうお金は、出張するための往復交通費+1000円程度でいい。
 しかし、助ける側のニートには、NPO団体から1回1万円が支給される。
 NPOはそのために助成金を企業や自治体などから取り付ける。

 こういう仕組みができれば、ニート自身がニートを助けることで生活を成り立たせることができ、同時に救われたニートが今度は他のニートを助ける側としてお金受け取れるような循環ができ、次々にニートが「脱ニート」していけるという好循環を生むことができる。

 つまり、ニートはニートという経験を持っただけで、お金を得られるのだ。

 こういう画期的な仕組みを作れ。

 日が変わったけど、昨日の午後、ニート支援NPOを立ち上げるレンタル空手家・遠藤くんに、そのようにレクチャーした。

 ニートがねずみ算式に他のニートを支援し続けていけば、急速にニートは減る。
 しかも、一般的にはネガ評価されることも決して無駄な経験ではなかったというエンパワメント(元気回復)につながる。

 本来、このように当事者の持つ経験こそが資産なのだ。

 よくビジネス本で、ホームレスから金儲けに成功した社長の本が出ていたりするけど、マイナスと思われた経験は、絶対値では資産そのものなのだ。

 だから、ニートがニートを助ける好循環が生まれれば、ニート当事者どうしで本も出せるし、ニートチームで全国に講演して回ることもできるだろうし、新たなビジネスを手がけることもできるかもしれない。

 少なくとも、ニート経験のない学者やカウンセラーでは絶対に語れないリアルかつ具体的なニート生活の経験は、学者やカウンセラーなどの援助職・研究職の集まりに対して発言力を持つこともできるかもしれない。

 だいたいさ、研究者のネタになるばかりでは搾取されているのと同じなんだよ。
 自分の経験を積極的に売りに出せば、学者に金を出させて講演することもできるのに。

 カウンセリングもおなじ。
 相談したら1時間6千円以上、支出するわけやろ?
 それやったら、カウンセラーから一万円もらって、こってり話をしてやるほうが、カウンセラーの勉強代だ。

 そのように、本来の価値が経験者にこそあるのだと認めさせれば、「ニート=問題」という視点はひっくり返る。
 問題なのは、ニートを問題視している人がいることなのだ。

 当事者が困っていることは、当事者個々によって違うのだから、ひとくくりにはできないし、それは同時に個別の体験がそれぞれ金に換えられる価値をあらかじめ持っているということなのだ。

 誰の経験が金になって、誰の経験が金にならないということではない。
 すべての人間には、金に換えられる個別の経験を持っているのだ。

 そういうことは学校では教わらないし、雇われ仕事しかしていない人には見えてこない。
 フリースクールやジョブカフェのスタッフなんかにゃ、絶対に見えてこないことだ。

 そもそも彼らは「ああ、ニートね」と見下しているじゃないか!

 俺なんかは、フリー編集者だから、多くの人が経験していない過去を持っている人は、ベストセラーに化けるポテンシャルのある「将来の有名作家予備軍」として丁重に付き合う。

 マイノリティであればあるほど、孤独な期間が長ければ長いほど、あっぱれと思う。
 そういう人が「本気」を出して新しいアクションを始めようとすれば、あり余った力がスパークすることを知っている。

 今でこそ、極真空手は世界的に有名だけど、その最初には大山倍達という変人がいて、誰も頼んでもいないのに、一人で山にこもり、片方の眉毛まで剃り落して下山しないように自分を追い込み、人里離れた山中で空手稽古にいそしんでいた。

 ヒッキーやニートどころの話ではない。
 お金は一切使わず、誰とも会わず、山で山菜を食って修行の日々を暮らしていたのだ。

  そんな男がやがて自然の中で力を蓄え、下山したら道場破りを次々に行い、直接相手の体にパンチやキックを当てないのが本流の時代に、フルコンタクトの「ケ ンカ空手」を縹渺し、やがて一人、また一人と門弟志願者が集まり、一代で世界中に支部を持ち、全世界の選手が日本で世界大会を行う立ち技格闘技世界一 (オープントーナメント)を開催し、その名を世界に轟かせる極真空手の総帥となっていく。

 これ、マンガにもなったけど、現実の話なんだよ。

 今はそうした話が現実の中で見失われている。
 だから、マンガを先行し、それに触発される現実の読者が現実を塗り替えていくと面白いかなと思っている。

 マンガで描ける夢は、ぜーんぶ、実現できる。

 どらえもんのポケット発明品だって実用化が進んでいる時代だ。
 生身の人間が知恵と勇気と体力で奮闘していく姿は、いい意味で真似できる。

 マンガがもう一度面白くなるには、そういう破天荒な話にこそヒントがあるように思うのよ。